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現状には問題がある

by KOU

東栄町へ行ってきました!

大学の授業の一環で東栄町へ行ってきました。
愛知県内の町ですが、名古屋から電車、バス、そして徒歩で4時間以上かかります。
(東京でも新幹線で2時間もかからないのにね)

その東栄町で生活を営むお宅に泊めて頂き、3日間様々な体験をしてきました。
そこで感じたこと考えさせられたことがいっぱいあったので、僕自身の備忘録として書き留めていきます。ま、その延長で読んでくれる人がいたらいいなと。

問題がないという問題

最近、あれがしたいとか、こうなりたいとか、欲求がなくて。
欲がないというのか、そもそも特に不満がない。現状で満ち足りている、そんな感じ。
「解決しよう」という気持ちにさせる問題が周囲に無い状況で。

それに気が付いたのは、この3日間よりも少し前の話。
大学で、問題解決方法の1つをツールとして身に着けようという講義を受けました。
この方法を使って、自分の抱えている問題の解決の糸口を導き出してみよう。という旨の課題が与えられて。すぐ出来そうと思ったのに、課題に取り組もうとしたときに、すぐに気が付いたんです。

僕の周りの「問題」ってなにがあるだろう、と。

前例として「留学したいのにできない」とか「彼女がほしいけどできない」とかがあって、そういう軽い感じでもいいって先生はいったけれど、それも「僕の問題」ではなくて。考えても考えてもまったく問題が浮かばなくて。(誰かにとっては今の僕は問題だらけで、僕が「問題」とする基準が高すぎるために、問題がないように感じているのかもしれない)

だって、今住んでいるところは歩いて数分のところにコンビニもスーパーもあって、すぐになんでも手に入って、インフラもあって。スマホでお金もかけずに時間をつぶすこともできる。お菓子も作れる。いやいや…問題ってないよね。

その「問題が湧いてこない」状態というのは果たして満たされているのか、はたまた空っぽなのか・・・よく分からなくなっていたとき。この農村体験をしたのです。

そこには解決すべき問題がある

いざ東栄町へ行ってみると、問題があふれていて。高齢化により管理が難しくなった茶畑や田畑。サル、鹿、イノシシなどの獣害。みんなが解決したいモノを抱えていた。世界の途上国だけじゃない、同じ日本、ましてや同じ県内でも問題はそこら中にあることを知った。

それは僕たちの将来、研究・開発の材料となりうるもの、つまり、農学を学んでいる僕たちがいつか解決できるかもしれない問題でもあって。

そして、この町の人(だけではなく全国的な町村もかも)は街にいる人よりも地域コミュニティが身近で、自分自身の問題だけではなく、地域コミュニティの問題もとっても身近な問題と感じることを知った。

思い直した。
僕は自分自身だけの問題を「僕の問題」と捉えていたのではないかと、
そして僕が解決できる問題は、僕自身の問題だけではないなと。

そうしたら「僕の問題」はぐっと増えた。

東栄町にも問題は転がっていた。となれば全国・世界にはもっと問題が転がってるはず。
そんな様々な場所に赴いて現場を見たいと思った。そうなると費用が必要で、バイトしないといけない。あ、これはもう「僕の問題」になっているじゃんって。

というわけで、「僕に問題がない」っていう問題が解決されたわけです。


KOU
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