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僕はそんなことがわからない。

3年前に書き留めていた文章を(少し手直しして)公開します。公開した2020年現在、僕は24歳である。 「そんなこともわからないの?」と、多少の差はあれど、誰もが言われた経験があるのでは。こんな言葉をかけられると、「いや、わかんないんだよ!」と思う。だから、今から ”わかる” しかない。「お勉強しないと分からないの?」と言葉を投げかけられること

銀河鉄道の夜 と 後悔。

2年前に書き留めていた文章を(少し手直しして)公開します。公開した2020年現在、僕は24歳である。 二十二歳にして初めて宮沢賢治の作品を手に取った。きっかけは宇多田ヒカルを特集した『SONGS』というテレビ番組に宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』が出てきたことから。小学生の頃から宮沢賢治という名前は知っていたけれど、実際にその著作を読むことはなかった。

流浪の月/感情と思考の足跡

吸い込まれるように物語へ没頭したのは何年振りだろうか。そんな小説を読んだので、読み終えたばかりの僕は何を感じ、何を思ったのか、書き留めておく。いつか忘れてしまうだろう僕の心と脳のために。 『流浪の月』を読み始めたとき、テレビドラマの「MOTHER」を思いだした。【誘拐される】子と【誘拐する】大人。一般論的な第三者の視点からは決して理解できな

コムデギャルソンのスラックスと、スタイルの話。

僕のスタイルはなんだろうかと考えることがあった。トレンドを追っかけるのが好きかというとそうでもない。服も料理もデザインも、トレンドものが広く世間に出回れば、自ずと手に取る機会が増える。それゆえに僕がトレンドを着たり食べたり触れたりする。その程度だ。センサーを張り巡らせて主体的にキャッチしようとはしていない。では、僕はどんなスタイル

分化全能性の無/カッサータ

「これから何でもできるね」 そういう言葉を子供の頃に散々(今でも時々)言われてきた。これから何者にもなれる可能性のある時期。それは素晴らしい時間。しかし、それはいずれ何者かになるから素晴らしいのだと、何者かになろうとしている今、殊更強く実感している。 色んな組織や臓器に分化できるiPS細胞は、もう何者かになったものが再び。何かになる分岐路に